「あなたの語りが残る」
「お世話になってばかりで、
何も返せない……」
いやいや。
あなたにはまだ、
とっておきの持ち物があります。
「お世話になってばかりで、
何も返せない……」
いやいや。
あなたにはまだ、
とっておきの持ち物があります。
あなたの「ふつう」が、一番おもしろい
あの角に昔は何があったか。
あなたしか知りません。
仕事で一番苦労した時、どう乗り越えたか。
あなたしか語れません。
漬物の塩加減。子どもの叱り方。田んぼの水の見方。
あなたにとっては「当たり前のこと」でも、
私たちにとっては、
聞かなければ消えてしまう話なのです。
「自分の話なんて誰が聞きたいの」──
いえいえ、こっちは聞きたくてうずうずしています。
語りは「お仕事」です
私たちは、買い物やゴミ出しをお手伝いする時間と、
あなたが思い出を語ってくれる時間を、
「まったく同じ価値」として扱います。
語っていただいた時間分、チケットをお渡しします。
そのチケットで、また別の困りごとを頼めます。
ボランティアではありません。
お茶を飲みながらの世間話が「お仕事」になる。
なかなか悪くない話だと思いませんか。
1時間=1時間
草刈りの1時間も、昔話の1時間も、同じ値打ちです。
どんなお話でも構いません
特別な人生でなくていいのです。
むしろ「ふつうの暮らし」の話が一番聞きたい。
· 昔の川西の風景 ── あそこに何があったか、もう地図にも載っていません。
· 仕事の知恵 ── 農業、商売、ものづくり、海外での経験。なんでも。
· 暮らしの技 ── 料理のコツ、保存食の作り方、季節の行事。
· 人生の物語 ── 苦労話も、自慢話も、失敗談も。全部大歓迎です。
聞き書きに伺うのは、同じ川西に住む支援員です。
おしゃれして待つ必要はありません。
いつも通りでお待ちください。
少しだけ、真面目な話
ここだけ少し真面目に言わせてください。
人は、自分の人生を誰かに語ることで、
「いろいろあったけれど、これでよかったんだ」と思えるようになる──
心理学では、そう言われています。
大事なのは、話を「なるほど」と受け止めてくれる聞き手がいること。
私たちがあなたの話を聞きに行くのは、
お手伝いのお返しを求めているからではありません。
あなたの人生が、あなた自身にとって「よかった」と思えるものになること。
そして、その記憶が川西という場所に残ること。
それが、この活動の一番の目的です。
──すみません、柄にもなく真面目なことを言いました。
お茶を入れ直しましょう。
記録に残すかどうかは、あなた次第です
語っていただいた内容は、ご本人の了承を得たうえで
「川西の記憶」として記録に残します。
「話すのは構わないけれど、名前は出したくない」
── もちろん大丈夫です。
「話すだけ話して、記録にはしなくていい」
── それも大丈夫です。
お茶飲み話に終わっても、
それはそれで立派な「お仕事」です。
→ これまでの聞き書きは「川西の記憶」ページで読めます